#1 ソングオブミラージュとオリエンタルランド
みなさんアディオス!!
更新遅れてしまい申し訳ありません!
今回から記事書け次第の公開、最短4日に1記事にしようと思います…
Ryotaです!!
ЯRyota (>ω<)/@D垢・遊園地垢⊿ (@RyotaDisney415) on Twitter
さて今回は、ハンガーステージにおいて2019年夏よりスタートする”ソング・オブ・ミラージュ”について色々考えて行きたいと思います!!
ソングオブミラージュの公式発表(PDF)↓
http://www.olc.co.jp/ja/news/news_tdr/20180717_02/main/0/link/20180717_02.pdf
ソングオブミラージュの公式発表(ブログ)↓
目次
- アウトオブシャドウランドとソングオブミラージュ(今回)
- 休止期間約3ヶ月から4ヶ月でなにができるの?(次回)
アウトオブシャドウランドとソングオブミラージュ
さて、今回このショーが発表された時多かった反応は
”アウトオブシャドウランド終わるの早くない!?””シーのランド化がすごい…”
だったと思います。
アウトオブシャドウランドは約2年半で終演。また、今回の発表でミッキーの登場しないレギュラーショー(マーメイドラグーンシアターを除く)が完全に無くなったことにより上記のような感想が出てきたのだと思います。
わたしはアウトオブシャドウランドが発表された際、ミッキーが出ないので大人向けのディズニーというシーの当初のコンセプトはある程度守っていくのかなと思いました。しかし、今回このような発表がなされどのタイミングで路線変更がなされたのか気になったので考察してみました。アウトオブシャドウランドの公演決定からソングオブミラージュの公演決定までの2年半の間にオリエンタルランド・ディズニー社の中でなにがあったのでしょうか??
まず本記事では、2年半という短い公演時間からいろいろなことを考えて行きましょう。
アウトオブシャドウランドはプロジェクションショーの試験石なのか?
今回、ソングオブミラージュが発表された際に1番最初にわたしの頭の中に浮かんだのがこの”シャドウランドは試験石?”ということでした。公演期間2年半ということを考えると試験石としては妥当な公演期間だったと思います。
また、ディズニーのレギュラーショーは3年前には基本コンセプトが決まると言われています。つまり、アウトオブシャドウランドの公演前にはソングオブミラージュの公演が決定していたということです。ディズニーランドパリで2017年に公演を開始した”ディズニースターズオンパレード”において2013年4月に公演を終了した”ジュビレーション”のフロートが使われていることを考えると4年前には使用フロートなどの細かいところまで決まっていたことになります、このパレードは5年前には基本構成が決まっていたのかもしれません。。ソングオブミラージュも3年前どころではなくこのくらい早くから基本構成が決まって居た可能性もあります。
そのようなことを考えると、やはりアウトオブシャドウランドは2年半での終了が決まっていたかと思ってしまいます。
しかし、アウトオブシャドウランドのプロモーションにとても力が入っていたこと、シンガーソングライターのアンジェラアキさんという外部の著名アーティストを起用しプロモーションで大々的に発信したこと、音楽や映像などにとても力が入っていたことなどを考えるととても2年半で終わろうとしていたとは思えないのです。
しかしいざ蓋を開けてみると、現実的すぎるメッセージや早すぎる展開、複雑な感情の変化で一度見ただけでは伝わりづらく開始早々空席もできてしまうようなショーになってしまいました。この私も音楽・演出は大好きですので来園した際は必ず見に行きますが、ストーリーや構成はつい最近までしっくりきていませんでした。
開始半年には受けの悪さからか内容がリニューアルされそれまでひたすら連呼し強調してきた”なにもしなければ失敗はしない、だけど成功することもないんだよ”というセリフがごっそりとなくなりました。このメッセージがなくなったことでさらに分かりにくくなったという人もいれば、幾らか分かりやすくなったという人も居てこのリニューアルはイマイチな結果に終わりました。
そんなこともあり、多くの人がアウトオブシャドウランドが不人気だったからなくなりオリエンタルランドがミッキーの出演しないショーを諦め代わりにソングオブミラージュをスタートするんだと言うようになりました。
ちなみに私はもともと2020年に美女と野獣エリアがオープンすることによるシーの落ち込みをカバーするためのショーとしてミッキー出演は決定事項として計画されていたのではないかとショーの制作期間などを考慮した上で予想しています。それがアウトオブシャドウランドの受けの悪さで予定が早められたのではないでしょうか。
どちらにせよ、プロジェクションショーの試験石という意味合いは大きかったように思います。
オリエンタルランドとディズニーに何があった?いきなりの方向転換の謎
今回、ソングオブミラージュの開始が発表された際に公演期間とは別に多く言われたのが”シーのランド化がすごい…”でした。
タートルトーク・トイストーリーマニア・シーライダーなどのアトラクションの導入が発表される度にファンの中で議題に上がるこの”シーのランド化”ですが、ディズニーシーの大拡張計画ではその方向性がはっきり示されたような気がしました。
そんななか発表された今回のソングオブミラージュ、いよいよレギュラーショー全てにミッキーが登場するとあってステップトゥシャインの”ダッフィー、ニューヨークに勢力を広げる事件”の時よりも反応が大きかった気がします。たしかにハンガーステージは、開園当初からディズニーキャラクターなしの演目を行ってきたシアターです。アウトオブシャドウランドが始まった際もディズニーキャラクターが出演しなかったのでその方向性はそのままかと思われていましたが直ぐに崩されてしまいました。
私はミッキーが登場するって!!という情報を得た時、バックグラウンドストーリーが関係なしになってしまうかなと思いましたが、実際のニュースリリースを読むと”冒険の始まりは、ロストリバーデルタにある古びた飛行機の格納庫”とあるようにアウトオブシャドウランドよりもバックグランドストーリーに準じた設定になっています。そのような点から、オリエンタルランドが集客のためにキャラクターは使うがバックグランドストーリーなどディズニーシーの醍醐味と言えるところを残して未来を開拓していくことが伺えました。
もしかしたらこれはシーライダーオープンの際の大反乱とも呼べる反対運動が起こったからかもしれません。もしかしたらオリエンタルランドはその当時、バックグラウンドストーリーをそこまで大事にしていなかったのかもしれません。しかし、あの騒動以降良く言えば開園当初のシーを守りつつ発展させていく、悪く言えば保守的に発展させていくという方向性に変わったのではないでしょうか?
しかし、なぜキャラクターを出演させることにしたのでしょうか?
オリエンタルランドもアウトオブシャドウランドが不評なのはキャラクターがいないからではないとわかっていると思います。逆にキャラクターがいないから不評と思っているのであれば、オリエンタルランドのリサーチ能力に問題があると思います…
キャラクターの出演それはターゲットの幅を広げるためだと思います。ミスティックリズムそしてアウトオブシャドウランドは主に大人をターゲットにしたショーでした。しかし、今回のソングオブミラージュは全ての世代をターゲットにしていると考えられます。その証拠は海外のオーディションサイトでシンガーが募集されており、恐らくこれが採用期間などからソングオブミラージュということです。つまり、キャラクターで子供を集客し、生歌で大人を集客しようという事です。ストーリーも”心踊る”と書かれているように子供向けになっていると予想ができます。
このようにする事でビックバンドビートとの差別化もできます。
子供を主に楽しませて生歌で大人を退屈させないのがソングオブミラージュ。
大人を本格的な生演奏・生歌で楽しませてキャラクターで子供も退屈させないのがビックバンドビート。
ここはとてもうまいなと思いました。 恐らく公演時間も近い時間になるでしょう。
今回のミッキーの出演は”シーのランド化”というよりもショーのターゲットを全世代にすることが主な目的だと思われます。
※こちらに掲載している画像はハンガーステージの写真を除き全て東京ディズニーリゾートの公式からの引用です。ハンガーステージの外観の写真はうれぴあ総研より引用しました。もし、不都合がございましたらご連絡ください。
今回の記事は以上です!!
次回は休止期間約3ヶ月から4ヶ月の間になにができるかを予想し、どのようなショーになるかを予想したいと思います。
ご閲覧ありがとうございました。